ブキッ・ビンタン通りを歩く:銀座感とアジア感が混在する、KL最大の繁華街
ブキッ・ビンタン通りを歩いてきました。さすがクアラルンプール最大の繁華街、人も車も溢れんばかりの大通り。高級ブランドショップの看板が並ぶまるで銀座のような光景から始まりながら、通りを進むとすぐに東南アジアの街並みらしい景色に出会うところがとても不思議な経験でした。
パビリオン
クアラルンプール最大級のショッピングセンター。中央入り口の前にある大きな噴水が目印です。とにかく巨大な建物のため、ブキッ・ビンタン通りでも大きな存在感を示しています。
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パビリオン:とにかく巨大!なショッピングセンター - クアラルンプール観光 歩きレポ!
スターヒル・ギャラリー
超ハイエンド系のショッピングセンター。外から見ても高級感満載で、スターヒルのあたりは本当に銀座4丁目を歩いているかのような雰囲気です。
ファーレンハイト88
スターヒル・ギャラリーの隣、パビリオンの向かいに立つショッピングセンター。入り口のユニクロがとても目立つのですが、ここはマレーシア初のユニクロ店舗です。
ロット10
身近なラインのお店が多数入ったショッピングセンター。ブキッ・ビンタン通りの真ん中にある交差点に面して立っています。地下1階には東南アジア感満載のフードコートもあります。
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ロット10:身近なラインのショッピングセンター、アジアらしいフードコートも - クアラルンプール観光 歩きレポ!
中心部分もまだまだ建設中
高級感あふれる街並みのすぐ先には、機材があふれる工事中の現場も。中心部分もまだまだ建設途上で、混沌とした感じも、どんどん新しい建物を作っている感じも、東南アジア感が満載です。
スンガイ・ワン・プラザ
ブキッ・ビンタン通りの数あるショッピングセンターの中でも、ローカル色が強い「スンガイ・ワン・プラザ」。ホテルのコンシェルジュもここはローカルだと言っていました。残念ながら激しいスコールに出会い道が渡れず、入るのは断念。
ブキッ・ビンタン通りを実際に歩いて
ブキッ・ビンタン通りはショッピングセンターが立ち並び、観光スポットがあるわけではないのですが、歩いているだけで高級ゾーンと東南アジアらしい雰囲気がめまぐるしく変わっていく光景が楽しかったです。まさにクアラルンプールの特徴を表しているのかもしれません。1個1個のショッピングセンターに全て足を踏み入れる必要はないかなと感じたのですが、観光でも中央通りを一通り歩いてみるのは良いと思いますよ。
ロット10:身近なラインのショッピングセンター、アジアらしいフードコートも
ブキッ・ビンタン通りの中央にある交差点に立つショッピングセンター「ロット10」に入ってみました。目立つところにH&Mがあるような、身近なラインのお店が多い場所。地下1階にあるフードコートが、アジア感たっぷりで印象的でした。
伊勢丹があり、高級系日本食材も多数
伊勢丹が入っています。ファッションのフロアもあり、地下には日本食材フロアもあり。特に食材フロアはその大きさにびっくりしました。獺祭など、日本酒も多く取り扱われていました。
フードコートは、東南アジア感満載
ロット10の地下1階にあるフードコート。ショッピングセンター内にフードコートがあるところは多いのですが、日本のフードコートに近い無難なところがほとんど。しかしここのフードコートは、かなり東南アジア感が強いのが印象的でした。匂いが特にアジアという感じで、苦手な人は苦手かもしれません。でもそれでいながら、テーブル席は清潔でした。気軽に東南アジア感を楽しみたい人におすすめです。
Madam Kwan's:典型的なマレー料理を楽しむならココ
泊まっているホテルのコンシェルジュに、マレー料理のランチにおすすめのお店を尋ねたら「Madam Kwan`s」を教えてくれました。ガイドブックにも載っているし、外さないでしょう!ということで、早速ランチに行ってきました。
チェーン展開しているので複数のお店がありますが、私が行ったのはブキッ・ビンタンエリアにあるショッピングモール「バピリオン」の1階にあるMadam Kwan's。
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パビリオン:とにかく巨大!なショッピングセンター - クアラルンプール観光 歩きレポ!
かなり広いお店だったのですが、入り口には常に人が並んでいる人気店。地元の人と思われるお客さんも多かったです。清潔感があり、典型的なマレー料理が多数あるので、観光で来るにも良いお店だと思います。
マレー料理「ナシ・ボジャリ(Nasi Bojari)」
店員さんに「ポピュラーなメニューを教えてください」と頼むとすすめてくれたのが「ナシ・ボジャリ」。ナシ・レマなどマレー料理では真ん中にご飯、周囲に複数のおかずというスタイルが多いのですが、ナシ・ボジャリもそのパターン。真ん中に混ぜご飯、周囲にはフライドチキン、アッサムプローン(海老)、牛肉のレンダン(煮込み)が載せられています。
フライドチキンはかなりの大きさ。お腹いっぱいになりました。皮はややパリぐらいですが、癖の少ない味付けで食べやすいです。身も柔らかく食べ応えがありました。
アッサムプローン(海老)はスイートチリな味で、最初は甘いのですが後から辛さがきます。牛肉のレンダンはマレーシア独特のスパイスが効いた煮込みで、後味がかなり辛かったです。どちらも日本ではなかなか出会えない、マレー料理ならではの味付けでした。
このナシ・ボジャリで29.9RM。日本円で800円ぐらいでした。
テ・タレ(Teh Tarik)
テ・タレは聞いたことがある人も多いのでは。練乳が入った甘〜い紅茶です。マレー料理は東南アジア料理の中ではマイルドだと思うのですが、それでもスパイスが効いたものもしばしば。ピリッとした味の後に、この甘いミルクティーがなぜか良く合うのです。テ・タレはアイスを歩きながら飲む人も多いですよね。
パビリオン:とにかく巨大!なショッピングセンター
ショッピングセンターがたくさんあるクアラルンプールの中でも最大級のパビリオンに行ってきました。噂通り巨大!の一言に尽きます。とにかく大きい、とにかく広い。歩いているとどこにいるのかわからなくなることもしばしば。入っているお店のラインナップも、グッチやフェラガモなどの高級系から、無印やGUESSなど庶民派ブランドまで幅広かったです。都心部でこれほど大きいショッピングモールは、日本ではなかなか見当たらないのではないでしょうか。
ショッピングモール前の巨大な噴水
ショッピングセンターの前には巨大な噴水があり、パビリオンの象徴的な存在になっています。噴水前の看板によると、3つのボールは、マレーシアの多民族文化が融和して暮らしていることを象徴しているそうです。
ショッピングセンター内はとにかく広い
とりあえず広い広い。いくら歩いても全てを歩ききれない大きさです。目的のお店をはっきり定めて歩く方が良いでしょう。高級ブランドから日常使いのお店まで、様々なショップが並んでいます。6階にはTOKYO STREETという日本食街があり、山頭火など日本グルメのお店がたくさん入っていました。
Madam Kwan's
パビリオン1階にある「Madam Kwan's」でランチしてきました。マレー料理が食べられるチェーンのお店で、クアラルンプール観光に来た人におすすめです。地元の人と思われるお客さんでも賑わっている、人気のお店でした。
▼Madam Kwan'sでランチした記事はこちら
Madam Kwan's:典型的なマレー料理を楽しむならココ - クアラルンプール観光 歩きレポ!
パビリオンに実際に行ってみて
クアラルンプール、特にブキッ・ビンタンエリアはショッピングセンターが多数あります。しかしショッピングセンターの中は観光向けというよりは現地の人向けで、日本てもお馴染みのブランドが多いので、クアラルンプール観光としてはあまり見どころではないかもしれません。その中でどれか一つショッピングセンターを見てみるとしたら、圧倒的に大きいパビリオンが一番おすすめだと思います。
little penang kafe:マレー料理が気軽に食べられる、スリアKLCCのカフェ
little penang kafeでチェンドルを食べてきました。スリアKLCCの4階にある、マレー料理が食べられるカフェです。ご飯モノ、デザート、ドリンクなど、マレー系のグルメがたくさんあり、値段もリーズナブル。ローカルなお店へ足を向けるほどではないけれど、気軽にマレー料理を食べたい時に使いやすいお店ですね。
チェンドル
マレースイーツの代表選手の一つ、チェンドル。チェンドル自体は緑色のムニョムニョしたもののことですが、お店で「チェンドル」と頼むと大抵はこのかき氷の形で出てきます。日本のかき氷よりもフワフワした氷に、練乳をかけ、チェンドルを乗せ、甘い小豆を乗せて出来上がり。
見た目は怪しいチェンドルですが、実際食べてみると、味はほとんどなくムニョっとした食感のみ。でもこのチェンドルが、氷の冷たさや、練乳&小豆の甘さを中和して、とても食べやすいスイーツにしてくれます。最初はなんだこれと思いますが、美味しいですチェンドル。とても気に入りました。
Sky Bridge:KLCCエリアとブキッ・ビンタンエリアを結ぶ屋根付き回廊
これがSky Bridge。KLCCエリアと、ブキッ・ビンタンエリアを結ぶ屋根付回廊です。
クアラルンプールは常夏で日差しが強く、さらにスコールも多いので、屋根付きの移動通路はとても重要。知っておくと便利です。
中はこんな風になっています。分岐して出口がいくつかあり、トータルではかなりの長さです。
スリアKLCC:ツインタワー直下の安定ショッピングセンター
スリアKLCCに行ってきました。クアラルンプールで最も有名な観光スポット・ツインタワーの下にあるショッピングモールです。綺麗で、お店の数も多く、いわゆるショッピングセンターに期待されるものが揃っている感じ。伊勢丹と紀伊国屋書店があるところが特徴です。
ショッピングセンターの前には大きな噴水が広がっています。水の表現も多彩で、夜にはカラフルにライトアップされます。
ショッピングセンター内部はこういう感じ。新しく綺麗な印象です。広いですが、迷子になるほどではなく、使いやすいサイズのショッピングセンターでした。
ISETAN(伊勢丹)
まさに日本のデパートそのままという印象。観光客と言うよりはマレーシアに住む日本人向けですね。
一番下のフロアの生鮮食品部分は、かなりの大きさで驚きました。日本の食べ物もたくさん売っています。
Kinokuniya(紀伊国屋書店)
スリアKLCCの4階にあり、こちらもかなり大きいです。中に入ってみると、想像より和書が少なかったです。
chinoz on the park
入り口に面したレストランで、席から目の前の噴水とKLCC公園が望めます。こちらでランチしましたが、パスタが美味しかったです。マレーシアならではの料理ではなく、値段も安くはないので観光向きではないかもしれませんが、公園を見ながらゆったりしたランチができたのは良かったです。
4階のグルメゾーン
マレー料理から和食、中華、タイ料理など様々なアジア料理のお店がありました。綺麗なお店で安心して食べたければ外さないグルメスポットだと思います。
Little Penang Kafe
スリラKLCCの4階にあるマレー料理が食べられるカフェ。店名のpenangは、マレーシアのペナン島のエリアです。店内はカフェながらかなりの広さ。ご飯系も色々あります。
実際にクアラルンプールの街を歩いてみると、綺麗目でマレー料理を食べられるお店は想像ほど多くなかったので、こちらのお店も知っておくと便利です。
▼little penang kafeで実際に食べた記事はこちら
little penang kafe:マレー料理が気軽に食べられる、スリアKLCCのカフェ - クアラルンプール観光 歩きレポ!
スリアKLCCに実際に行ってみて
安定のショッピングセンターと感じました。入るのが躊躇われるほどのハイエンドではないですが、お店のラインナップとしては高級系、日本人が欲しいと感じるようなものは揃っていると思います。全体的に建物が綺麗で、大きいものの迷ってしまうほどの広さではなく、ちょうど良い感じ。観光らしいものは少ないですが、ツインタワーの帰りに寄ってみるのにちょうど良いショッピングセンターです。